ケニアスタートアップ日記

ケニアのスタートアップで企業参謀。米ブラウン大→三菱商事→ケニア。

アフリカソーシャルベンチャー体験記

フライデーナイト理論

社会人になりたてで「自分はああなりたい、こんな仕事ができるようになりたい」などと仲間と血気盛んに議論していたころのこと。 研究、ボランティア、インターン、学生のうちは色々なことに関心を持つ人たちが、どうして社会に出て年月がたつと、あんなに熱…

228週目:パロアルト出張②

今週はいくつか重要な仕事をしていた。 コロナですっかりオンラインベースの仕事に慣れてしまっていたが、改めて対面でのコミュニケーションの重要性を認識する。 アジェンダを組み、論考を加え、情報共有・オープンな議論・意思決定の区別をつけて、オンラ…

227週目:パロアルト出張

2年ぶりの海外出張にやってきている。 サンフランシスコ空港はガラガラだし、数年前まではいつも満室だったホテルもディスカウント料金で泊まれている。 ホテルの一室で黙々とアジェンダのWordとPPTを書いている。日本を離れると、気持ちのスイッチも自然と…

225-226週目:戦線復帰

一足遅れの休暇を切り上げて、仕事に戻ってきた。 一年前は、必死になってチームの構想をまとめたり、プロジェクトの原本となるドキュメントを書いて、メンバーをオンボードしていた。 今年は打って変わって、メンバー各人がそれぞれ考えてきた計画をピッチ…

2021年「飛躍と準備の年」から2022年「而立の年」へ

2021年「飛躍と準備の年」の振り返り 2021年は、人生で一番と言っていいくらい忙しい1年になりました。 仕事の幅と自由度が増え、チームが大きくなり、課題は複雑になり、という状況で、チームメンバーの猛烈な成長に負けないように自分をストレッチした一年…

何のために働くのか

30代に突入して、周囲の友人たちが世に言うところの「落ち着き」を持ってきた。 寝食を忘れて馬車馬のように働くことが求められたフェーズが終わり、下積みを活かして慣れないながらもマネジメントとして責任を担うようになる。家族ができたり、趣味に向ける…

224週目:考えてみること

生まれてから今に至るまで最大の勇気をふりしぼってメールに「休暇中」の自動返信を設定して2週間目。 去年の振り返りと今年の目標設定という初歩的なタスクが全く手につかないままでいる。 帰国中は予定を詰め込むのが鉄則だが、今回は別。 頭がまったく雑…

223週目:金沢

" data-en-clipboard="true">新年にようやく公私ともに用事が片付いたので、思い切って旅行に出かけた。 " data-en-clipboard="true">行き当たりばったりの旅は、学生時代のバックパック旅行から好きで、コロナ禍でできなかったことの一つ。 " data-en-clipb…

222週目:新年第一週目

年末年始、いつもなら一年の振り返りをして、新年の目標設定をする。 今年はまだ年末からいっぱいいっぱいになってしまっている。 仕事の面でも野心的に取り組んだし、コロナ禍で外部との接点が減る分フェローシップなど複数同時進行で参加した。 クリスマス…

217-221週目:年末のラストスパート

忙しく、心の余裕も全くない1か月だった。 年末に向けてタイムラインを引いていた案件と最後まで格闘していたら、クリスマスになっていた。 細かくは書かないが、また面白い発表ができそうである。 12月に入って、日本政府が海外からの帰国者の航空券予約を…

216週目:「幸せか?」という問いについて

週末体調を崩していたので、今週は印象に残ったことだけ手短に。 余裕ぶって見えるらしいが、無理を重ねて心身共にギリギリなので、残りの1か月は気を付けて回したい。 一年余り続けてきたプロジェクトの発表があった。プロジェクトをリードする担当マネージ…

215週目:Acumen Fellowの最終セッション

今週も連日電話会議と仕事に没頭しつつ、週後半はAcumen FellowのIn-Personセッションのため、ナイロビ郊外で、週の半分を過ごす。 社会起業家やスタートアップの経営メンバーで、大半には子どもや家族がいるなか、セッションが実現できたこと自体が奇跡的で…

213-214週目:Operationalizing the True North

何かとイベントが多い2週間で、平日も週末もフル稼働していたら、あっという間に時間が経ってしまった。 砥礪切磋というブログを書いた直後にまさに絶体絶命の局面がやってきて、必死に耐え凌ぐ。 スタートアップの面白さが意思決定の自由さにある反面、状況…

212週目:砥礪切磋

想像通り、とんでもなく慌ただしく、忙しい。 作業は優秀なマネージャーの大活躍で何とかなっているが、複雑に絡み合った論点を整理して、時間内に決着をつけて行かねばならないので、気持ちが休まらない。 作業に心を奪われれては、大局観を失ってしまうし…

211週目:A Team of Teams to Build World's First & Best Practice

年末やCOPに向けて、様々な案件が同時進行している。 画竜点睛というやつであり、既に仕上がりつつある案件を、もう一度離れて眺めて、あるべき姿、直感的に美しいと思う形に方向付けしていくタイミング。 もちろん、人と人がぶつかり合う現場なので、理想あ…

209-210週目:

209週目: Komazaで仕事を始めて、一番忙しかった一週間。 長時間デスクに向かうという意味ではなく、3か月から3年間程度かけて仕込んでいた案件が軒並みブレークスルーを迎えて、各チームから飛び込むニュースに喜びながらも、どうやってすべてをOn-trackで…

208週目:

公私ともに、ぎっしり詰まっている一週間。 仕事は淡々と前に進めつつあるが、想定外のハプニングも起きる。 ここから3週間で年内の仕事のタイムラインと成果が決まるので、そこに向けてガンガンボールをゴールに向けて蹴っていく。 長い期間練ってきた構想…

207週目:初心

ベタなのだけれど、Facebookで4年前の出来事と称して、三菱商事を退職した日の写真が出てきて、妙に感傷的になっている。 去年はシリーズBの達成感と脱力感で気にならなかったのかもしれないが、今年の自分にとってはズシリと響くものがあった。 このところ…

205-206週目:Q4始まる

スケジュールというか、やることがとっ散らかっていて、ブログが滞ってしまった。 こういうものはコンスタントに毎週書き続けたい反面、ちょっと寝かせれば面白い記事がかけるのではないかと淡い期待を毎度抱いてしまう。 が、引き続き週末も半分以上は仕事…

204週目:ソーシャルインパクトの求道者性

お金は主観を持たず、ただマーケットの判断で分配される。 価値判断の尺度としてお金が正しいかは別として、市場は明確かつ定量的に、「市場にとって」大切なものにプライスをつける。 一方、「インパクト」はどこかフワッとしていて、明確で客観的な外部指…

203週目:チームと信頼

今週も忙しい。夏休みの合間でありながら、いくつも案件が佳境をむかえてきつつあり、下準備と交渉事が重なっている。 マネージャーとコンサルタント・専門家をチームアップして取り組んできたプロジェクトが、かなりまとまった成果を上げつつある。 とても…

アセット系スタートアップにおける総合商社型財務の実践

AirbnbやUberといったシェアリングエコノミーや、フィンテックのような金融業では、スタートアップにおいてもアセット(バランスシート)の効率化が大切になる。 自分が今仕事をしている林業スタートアップのKomazaは、旧来の不動産所有型のプランテーション…

202週目:終戦記念日に寄せて

8月15日にたまたま重なったこともあり、今日は終戦記念日について思うことを書いてみる。 日本で生まれ育ち、大学でアメリカ、仕事でアフリカにいる自分にとって、終戦記念日は「日本が負けた日」ではもはやない。 日本に住んでいたころは、原爆や終戦間際の…

201週目:Acumen Fellowship第二回目セッション

チームの半分が夏休みに突入。 ただでさえもストレッチされたタイムラインでOKRが設定されているのを、COVIDによる移動制限や思いがけないトラブルを乗り越えて、2021年の前半を走りぬいたチームには頭が下がる。 休みに入っているメンバーの仕事の最低限の…

200週目:30歳を迎えての振り返り

気付いたら30歳になってしまった。 時間が経つのは~みたいに言われても、アーリーキャリアでは方向転換できると感じていた余裕が、着実になくなってきている。三十路という言葉が、けっこう刺さる笑 大丈夫、まだアラサーの商標は使える← さらっと振り返る…

199週目:メルー訪問とConservation Forestryの仕組み

写真をカメラからダウンロードするのをめんどくさがっていたら、2週間も経ってしまった。 -- 金曜日に休みを取って、ケニア山にほど近いロッジにやってきた。 バックパックとカメラをもって気軽に旅行するか、がっつり仕事道具をもって考え事をすることが多…

198週目:チームとレビュー

先週・今週とチームメンバーとのレビューが続いている。 スタートアップで仕事をする醍醐味として、身の丈に合わない挑戦ができる、というものがある。 身の丈の合わない挑戦をするから、たくさん失敗をするし、一人で頭を抱えるし、能力のギャップに自覚的…

197週目:転換点

ブログを書いていると、2か月おきに「今こそ転換点だ!」と威勢よく書いている気がするが、実際仕事そのものが目まぐるしく、なおかつチームの火力が強いので、どんどんギアを切り替えていくプレッシャーを感じる。 3-6月はリリースが相次いだ。 去年末に仕…

196週目:Dancing the Dance

長い年月をかけてきた人間関係やらプロジェクトやらが、思いついたように動き出して、Good Surpriseでカレンダーが埋まった週だった。 苦しい時期を一緒に戦った投資家が出張できていたり、一年以上ぶりの投資家面談が入ったりするなど、何かと慌ただしい。 …

195週目:

仕込んできた案件が佳境を迎えている。 考え切ってから結論を出したい内容であっても、ステークホルダーが多くなれば、走りながら答えを出す状況が増える。 まして、一つの仕事が他のプロジェクトに紐づいていたりすると、複雑性は等比級数的に増していく。 …