先週末からロンドンに出張していた。
前回ヨーロッパに来たのはコロナで国境が封鎖される直前だったのを思うと、空港でも一切コロナ関係のチェックがなく、街中に出れば誰もマスクをしていないロンドンは、かえって異様な印象だった。
投資家面談に加えて今回はカーボンクレジット関係のミーティングが入っていたのだけれど、気候変動周りの熱気を肌で感じるよい機会になった。
Komazaの事業モデルは、実物資産である林地への投資がメインの林業からもテックだけでプレーするアフリカベンチャーからも「異端」認識されて、前回欧州にいた時は説明に苦慮していたのが、嘘のよう。
カーボンクレジットの中で最もクオリティが高いと呼ばれる、Removalで、かつNature-based Solutionと呼ばれる森林開発・回復は、正に王道中の王道といえる。
こちらから熱弁を振るわずして、相手から売り込まれる経験を初めてして、時代が変わったのを実感した。
この機を捉えて何ができるのか、考えねばいけないとの思いを新たにした。
ぎっちりスケジュールを詰めていたので、観光はほとんどできなかったけれど、駆け足で見たNational Gallaryと早起きしてジョギングしたQueens Walkは、とてもよかった。
帰国間際には色々なハプニングでフライトを逃して空港に泊まる羽目になる。
いっぱいいっぱいになっていた頭の整理にしっかり使って、来週からも戦う準備を整えた。
夏までにやることが山ほどある。