気候変動スタートアップ日記

ケニアのスタートアップで企業参謀をしていましたが、気候変動スタートアップを創業するためスタンフォードにいます。米ブラウン大→三菱商事→ケニア。

2015-01-01から1年間の記事一覧

画鬼・暁斎展

今日は仕事の帰りに、オフィスの近くで開かれた江戸末期・明治初期の絵師川鍋暁斎と建築家ジョサイア・コンドルを特集した美術展に寄ってきた。 コンドルについては、明治維新の改革の嵐の中で、日本の形の上での西欧化を担った重要な建築家として知っていた…

Commencement

Time flies, said many of my classmates, with whom I disagree. The four years of testament, a series of daunting struggles followed by fruitful successes, only gradually shaped the way I define myself and thus I live. Never did I find my un…

Last Class at Brown

最後のクラスが終わった。 この一年続けてきたCSのクラスで、プロジェクトの発表会。 正直なところ、なんの感慨もない。ただ終わったという実感だけ。 卒業式も親がはるばるやってきて家族で祝うということを除けば、別にアメリカに残っている理由さえあまり…

Thesis Completed

卒論が終わった。 273ページの文章に、留学生活の全てをぶつけた実感だけが残っている。 この一年間を費やした研究であり、高校生の時にした天皇機関説事件の研究から、ブラウンでの非西洋世界での国際法の歴史研究、ナショナリズムの研究まで、これまでの学…

編集作業、完成まであと少し

朝勝負に勝って、夜は負けた。ひねってせっかく描き切ったのに、頭がぼおっとなって部屋に帰ってから作業が全然進まなくなった。 いい加減、休みのない生活もやめたいんだけど、それはやめられない。 自分を赦し、励まし、進める。生徒に指導をするように。 …

あと少し

もう終わりは見えている。なのになかなかそれが来てくれず、思いの外もどかしい。 今頃になって、書くのが怖くなる。世に自分の著したものを問うことが無言のプレッシャーになる。 根拠のないまったく不条理な恐怖で、ふと気づいてはバカバカしくなる。 ここ…

最後の章

時間が経つのが早すぎる。 自分の筆の遅さを憎みながらも、なんとか毎日のノルマだけは達成してしのいでいる。 長期戦だけに中途半端な無理はできない。 昨日はやや大きなハプニングがあり、あてにしていた論拠がたまたま一気に削除されてしまった。 後悔先…

ケンブリッジ訪問

先週末は、ようやく第4章が完成し、その次の章の取材をするために、ハーバードの図書館へ泊りがけで行ってきた。 思えば、今学期は週末といえども、部屋で寝ているか図書館にいるかどちらかで、学外に出るということがなかったぶん、ひさしぶりのケンブリッ…

備忘録

20150304 感動のままに、記録として筆を走らせる。 ブラウンの国際関係学部の招待で、ジュリア・ギラード前オーストラアリア首相とのランチに参加する幸運を得た。 何十人かは集まるのだろうと思っていたら、なんと教授も含めて10人足らずの会で、前首相を…

So what, who care, and why?

20150302 あっという間に3月がやってきた。 今月の28日には、卒論の第一締め切りが迫る。 いよいよ時間との戦いになっているのを感じる。 あとは、確実に編集作業をしていきながら、残りのケースを片付けることに精力を注ぐ。 先週末、僕にしては珍しく予…

最後の学期

冬休みが終わった。 卒論の前半を徹夜で仕上げて、帰宅してそのままメールで送ったのが一ヶ月前。 連日の面接と面談を楽しみながら、就活に明け暮れ、そしていざ決断を迫られて、戸惑い苦悩した。 いや、今も一抹の不安があり、心の底に沸く情熱は行き場を求…