アフリカソーシャルベンチャー体験記
忙しく、心の余裕も全くない1か月だった。 年末に向けてタイムラインを引いていた案件と最後まで格闘していたら、クリスマスになっていた。 細かくは書かないが、また面白い発表ができそうである。 12月に入って、日本政府が海外からの帰国者の航空券予約を…
週末体調を崩していたので、今週は印象に残ったことだけ手短に。 余裕ぶって見えるらしいが、無理を重ねて心身共にギリギリなので、残りの1か月は気を付けて回したい。 一年余り続けてきたプロジェクトの発表があった。プロジェクトをリードする担当マネージ…
今週も連日電話会議と仕事に没頭しつつ、週後半はAcumen FellowのIn-Personセッションのため、ナイロビ郊外で、週の半分を過ごす。 社会起業家やスタートアップの経営メンバーで、大半には子どもや家族がいるなか、セッションが実現できたこと自体が奇跡的で…
何かとイベントが多い2週間で、平日も週末もフル稼働していたら、あっという間に時間が経ってしまった。 砥礪切磋というブログを書いた直後にまさに絶体絶命の局面がやってきて、必死に耐え凌ぐ。 スタートアップの面白さが意思決定の自由さにある反面、状況…
想像通り、とんでもなく慌ただしく、忙しい。 作業は優秀なマネージャーの大活躍で何とかなっているが、複雑に絡み合った論点を整理して、時間内に決着をつけて行かねばならないので、気持ちが休まらない。 作業に心を奪われれては、大局観を失ってしまうし…
年末やCOPに向けて、様々な案件が同時進行している。 画竜点睛というやつであり、既に仕上がりつつある案件を、もう一度離れて眺めて、あるべき姿、直感的に美しいと思う形に方向付けしていくタイミング。 もちろん、人と人がぶつかり合う現場なので、理想あ…
209週目: Komazaで仕事を始めて、一番忙しかった一週間。 長時間デスクに向かうという意味ではなく、3か月から3年間程度かけて仕込んでいた案件が軒並みブレークスルーを迎えて、各チームから飛び込むニュースに喜びながらも、どうやってすべてをOn-trackで…
公私ともに、ぎっしり詰まっている一週間。 仕事は淡々と前に進めつつあるが、想定外のハプニングも起きる。 ここから3週間で年内の仕事のタイムラインと成果が決まるので、そこに向けてガンガンボールをゴールに向けて蹴っていく。 長い期間練ってきた構想…
ベタなのだけれど、Facebookで4年前の出来事と称して、三菱商事を退職した日の写真が出てきて、妙に感傷的になっている。 去年はシリーズBの達成感と脱力感で気にならなかったのかもしれないが、今年の自分にとってはズシリと響くものがあった。 このところ…
スケジュールというか、やることがとっ散らかっていて、ブログが滞ってしまった。 こういうものはコンスタントに毎週書き続けたい反面、ちょっと寝かせれば面白い記事がかけるのではないかと淡い期待を毎度抱いてしまう。 が、引き続き週末も半分以上は仕事…
お金は主観を持たず、ただマーケットの判断で分配される。 価値判断の尺度としてお金が正しいかは別として、市場は明確かつ定量的に、「市場にとって」大切なものにプライスをつける。 一方、「インパクト」はどこかフワッとしていて、明確で客観的な外部指…
今週も忙しい。夏休みの合間でありながら、いくつも案件が佳境をむかえてきつつあり、下準備と交渉事が重なっている。 マネージャーとコンサルタント・専門家をチームアップして取り組んできたプロジェクトが、かなりまとまった成果を上げつつある。 とても…
AirbnbやUberといったシェアリングエコノミーや、フィンテックのような金融業では、スタートアップにおいてもアセット(バランスシート)の効率化が大切になる。 自分が今仕事をしている林業スタートアップのKomazaは、旧来の不動産所有型のプランテーション…
8月15日にたまたま重なったこともあり、今日は終戦記念日について思うことを書いてみる。 日本で生まれ育ち、大学でアメリカ、仕事でアフリカにいる自分にとって、終戦記念日は「日本が負けた日」ではもはやない。 日本に住んでいたころは、原爆や終戦間際の…
チームの半分が夏休みに突入。 ただでさえもストレッチされたタイムラインでOKRが設定されているのを、COVIDによる移動制限や思いがけないトラブルを乗り越えて、2021年の前半を走りぬいたチームには頭が下がる。 休みに入っているメンバーの仕事の最低限の…
気付いたら30歳になってしまった。 時間が経つのは~みたいに言われても、アーリーキャリアでは方向転換できると感じていた余裕が、着実になくなってきている。三十路という言葉が、けっこう刺さる笑 大丈夫、まだアラサーの商標は使える← さらっと振り返る…
写真をカメラからダウンロードするのをめんどくさがっていたら、2週間も経ってしまった。 -- 金曜日に休みを取って、ケニア山にほど近いロッジにやってきた。 バックパックとカメラをもって気軽に旅行するか、がっつり仕事道具をもって考え事をすることが多…
先週・今週とチームメンバーとのレビューが続いている。 スタートアップで仕事をする醍醐味として、身の丈に合わない挑戦ができる、というものがある。 身の丈の合わない挑戦をするから、たくさん失敗をするし、一人で頭を抱えるし、能力のギャップに自覚的…
ブログを書いていると、2か月おきに「今こそ転換点だ!」と威勢よく書いている気がするが、実際仕事そのものが目まぐるしく、なおかつチームの火力が強いので、どんどんギアを切り替えていくプレッシャーを感じる。 3-6月はリリースが相次いだ。 去年末に仕…
長い年月をかけてきた人間関係やらプロジェクトやらが、思いついたように動き出して、Good Surpriseでカレンダーが埋まった週だった。 苦しい時期を一緒に戦った投資家が出張できていたり、一年以上ぶりの投資家面談が入ったりするなど、何かと慌ただしい。 …
仕込んできた案件が佳境を迎えている。 考え切ってから結論を出したい内容であっても、ステークホルダーが多くなれば、走りながら答えを出す状況が増える。 まして、一つの仕事が他のプロジェクトに紐づいていたりすると、複雑性は等比級数的に増していく。 …
この数週間ドタバタしながら、結構重い交渉をしたりしていて、体調が悪化しそうな気配。 ということで、先手をうって休みをとった。 まずは金曜日の仕事終わり。気のおけない知人とてんぷらうどんを自作する、という壮大なプロジェクトを実行した。 今回が三…
今週は約半年ぶりのCoastへ。 フィールドチームとはよく一緒に仕事をするのだが、コロナもあるので、直接現地に行くことは避けていた。 たまたま調査の一環で、社外からも専門家を交えてトレーニングをする機会があり、せっかくなので同行した。 相変わらず…
Acumen Fellowshipの第一回目セッションが先週の水曜日から始まった。 午後1時から6時まで1週間のセッションにZoomで参加する。最初の3日間は、いわゆるスタンフォードの”Touchy Feely”に近いアプローチで、自分の生い立ちを語る。 Zoomなのにフェローの全く…
この2年くらい、チームのモーメンタムに特に注意している。 いかにしてチームで成果を上げられるか、という問いに答えるためには、どんなときに成果が上がり、どんな時に問題が起こるのか、どうすればマネージャーはチームのパフォーマンスに効果的に(邪魔…
仕事を整理していたら、あっという間に過ぎてしまった週。 昨年から構想を練り、年末からチームで本格的に取り組んできた仕事が、とうとう目に見える形になってきた。 各メンバーのリーダーシップに頼りながら、横ぐしとしての役割に注力している。 隣同士で…
新興国ソーシャルセクターの起業家・実務家向けの登竜門、Acumen Fellowに選出されました。 Acumenは、インパクト投資ファンドの先駆けとして知られていますが、近年は地域ごとに活躍する社会起業家や社会的事業の成長を支えるフェローとして選出しています…
今週は、先週のドバイ滞在で溜まってしまった仕事の消化から始まった。 もともと休暇で行く予定が、交渉事など長期間外せない仕事が重なってしまって、ずるずると仕事していたのだが、それでもまとまった量の作業をする余裕はなかった。 昔なら、ちょっと寝…
先週の土曜日から1週間あまりドバイに滞在していた。 " data-en-clipboard="true">去年の秋口に一時帰国して以来のケニア国外で、仕事も入っていたとはいえ、良い気分転換になる。 " data-en-clipboard="true">ラマダンとコロナのダブルパンチで街はひっそり…
ソーシャルセクターに興味本位で首を突っ込んで10年になる。 社会的インパクトや貧困削減、気候変動、社会的起業、あらゆるテーマに首を突っ込みながら、先人たちの後ろ姿を無心に追いかけてきた。 今の僕のキャリアも、取り組んでいる仕事も、何もかもが同…