気候変動スタートアップ日記

ケニアのスタートアップで企業参謀をしていましたが、気候変動スタートアップを創業するためスタンフォードにいます。米ブラウン大→三菱商事→ケニア。

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

“Private Capital, Public Good”

ソーシャルアントレプレナーシップとはあまり関係ない投稿が続いてしまったので、今週はImpact Investing をテーマに、連載を続けてみる。 先週の水曜日のこと、アショカでインターンしているMBA生と職員として働いている弁護士と3人で、“Private Capital, …

ワシントンDCでのインターン生活

DCでのインターン生活。 今日はせっかくの土曜日なので、DCでのインターン生活についてざっくばらんに。 世界有数の首都であるワシントンD.C.には、アメリカ議会や大統領府、世界銀行やIMF、FRBといった金融機関、スミソニアン協会やジョージタウン大学とい…

なりたい自分とどう向き合うか

チームと個人の関係について、久しぶりに考える機会があった。 僕は「強みは?」と聞かれたら、フットワークの軽さと信念の強さ、と答え、「弱みは?」と聞かれたら、Anxiety(落ち着きのなさ)とdevastation(ガツガツしすぎる感じ)と答えることにしている…

3つの宿題

今日、チームのミーティングがあって、SFSが新部門として答えなければならない質問が3つ、宿題として提示された。 ①市場や資本の持つ力は、どうすれば社会や人々の役に立つのか? ②市場や資本の潜在能力を最大化するための経済の仕組み(アーキテクチャー)…

新しいソーシャルアントレプレナーの時代

アショカの描こうとしている未来とはどんなものなのだろう? 例えば、今僕が働いているSocial Financial Serviceは、市場や金融の力を使って社会変革を試みている事例を研究しながら、Market Approach Social InnovationやSocial Capitalismの分野が今後どの…

ビル・ドレイトンとサシで話してきた

朝一番、いつものようにコーヒー片手にエレベーターを待っていたら、見覚えのある、ひょろひょろしたおじいちゃんがやってきた。 それが誰なのか気付くや否や、“You must be Mr. Bill Drayton!” (「あの、ビル・ドレイトンさんですよね!」)と思わず声を掛…

アショカ1週間目:ブログ毎日更新します

アショカでは、ほとんどの人は10時ちょっと前くらいにやってきて、夕方5時をまわるころには続々と荷物をまとめて帰ってしまう。 いわゆる9時5時の職場だ。 自分はというと、ブラウンでの勉強や、課外活動、インターンが激務だっただけに、高校生のとき以来の…

インターン初日@アショカ

いよいよ今週の月曜日から、世界最大の社会起業ネットワーク、アショカでの2ヶ月におよぶインターンが幕を開けた。 土曜日にニューヨークからアメリカ入りし、日曜日にワシントンDCへ移動。 もちろん、気になっていた日本代表の初戦は、iPhoneとパソコンで…

追悼:粕谷一希先生

“memento mori” (「死を想え」)という言葉に初めて触れたのは、高校卒業の時に担任の教師から送られた文集の中であった。 まだ二十歳にもならない高校生にとって、死はあまりに縁遠い観念だった。 幸いに自分は両親も、そして祖父母も健在で、自分の生命の…