気候変動スタートアップ日記

ケニアのスタートアップで企業参謀をしていましたが、気候変動スタートアップを創業するためスタンフォードにいます。米ブラウン大→三菱商事→ケニア。

商社の仕事術・キャリア

ボスキャリで勝つ戦略

たまたまTwitterのタイムラインを見て投稿したら思いのほか「いいね」を頂いたので、ちゃんとブログにしてみた。 ボスキャリ、来週なのか。良くも悪くもモーメンタムがすべてといってもいい一大就活イベントだと思うので、就活生(特に海外組!)の皆様ガン…

Komaza 85週目:芸風について

TokyoSwingさんの芸風に関するブログ(「超優秀な若手の悩みと芸風」)がかなり刺激的だったので、感想と合わせてブログを書いてみた。 以前のスキル偏重、Box Tickingなキャリア観(通称「スキル君」)批判に続き、スキルの対立概念として「芸風」を掲げる…

就活を効率化する5つのコツ

新卒で社会人になってから5年以上がたつのに、時々知り合い経由で就活の相談を受けることがある。 学生時代は、海外にいたこともあり、ボストンキャリアフォーラムという一世一代の大博打だけに絞って就活をして、いわゆる外資からこてこて日系総合商社まで…

やりたいことのある新社会人へ:3年で会社を辞めるために、入社前にできること

日本では桜が咲いて、卒業シーズン真っ只中、ということで、4月から新社会人になる方向けの投稿です。 新社会人に会社を辞める方法論を贈るのはどうなのかと言われそうですが、日経新聞などでも3年で退職する若手が増えていることが取り上げられる昨今、新…

Komaza 22週目:進路相談への3つのアプローチ

今週はスライドをひたすら書いていただけで、面白いことがないのでキャリアのネタを。 ここ数年、採用活動や後輩の就活相談などで大学生・社会人数年目くらいの人とスカイプをする機会が定期的にある。 「日本の中高→アメリカの大学→日本の総合商社→ケニアの…

パブリック・スピーキングで注意すべき3つのこと  (質疑応答編)

プレゼン能力は金融でもビジネスでも、絶対的に求められる能力なので、先週のフランクフルトでのプレゼンを振り返りながら、大きく3つのカテゴリーで注意点を確認したい。 読者の方にも多少なりとも参考になれば幸いだ。 各国国際機関と大手ドナーと大手金…

ケニアのスタートアップでも活きる商社スキルとは?

今週はちょうど入社2ヶ月目ということで、上司(CEO)からのリビューがあり、無事に希望していたポジションに昇進が決まった(というか提案した業務とタイトルをやらせてもらえる)。 タイトルそのままですが、ちょうどいい節目なので、ベンチャー経験ゼロ…

組合のナゾ

入社から1年過ぎた頃から、仕事で「これぞ日本企業!」的なイベントに遭遇する機会がめっきり減っていたのだけれど、今日は久しぶりに新ネタを発見。 いわゆる「労働組合」なるものの委員に選ばれて、会議中ずっとこの「日本的」と言われる組織の中の組織に…

商社流宴会術:参加者の確定からレストラン手配まで

僕が今在籍している商社を始め、日本企業には若者に求められる「基本動作」なるものがあるらしい。 要は、下っ端仕事をきちんとこなせるようになれば仕事を任せる、ということで、入社直後は会議室のセッティングやら飲み会手配などを「業務以上に業務と思え…

夢を実現する

最近、身の回りで転職をする人が増えていて、この2ヶ月ほどで片手では収まらない人数の歓送会をしてきた。 そんな彼らの話を聞いていて、ファンドやスタートアップなど様々ある転職先の中でもとりわけ印象深いのが、パイロットだ。 彼は、幼い頃から飛行機…

Investment Thesis

ファンドが投資家候補と面談するときに説明するときにもっとも重要になるものの一つに、Investment Thesisがある。 新しい投資商品を開発するとき、どんなアセットクラスに、どのような形で、どれくらいの期間投資し、いくらぐらい儲かるのかを、モデルなど…