157週目:インプットの週
週の始まりまでKilifiで過ごし、チームとの面談をして火曜日にナイロビに戻ってくる。
オンラインでの仕事、決してできないわけではないのだけれど、非言語のコミュニケーション含め、1-on-1の質は対面の方が圧倒的に高いのを実感する。
問題解決に限れば音声と文章だけで十分かもしれない。
ただ、マネージャーレベルとの会話では、タスク的な課題解決はまれで、よりソフトなコミュニケーションの相談だったり、大きなフレーム理解だったり、普段であればホワイトボードやメモパッドで伝えられるものが、やたらとめんどくさくなる。
こちら側からの熱量伝達も心もとない。最後は本人に「これならできる」という確信を持ってもらいたいわけであり、そのあたりの工夫はこれからもしていきたいところ。
同時並行して、今週は日本や海外の友人やお世話になっていたメンターの方々と立て続けにコールを設定した。
キャッチアップする中で、自分の立ち位置も分かるし、何より相手の方々が考えていることを聞いて議論するのが面白い。
脳みそをサバイバルモードからマネジメントモードに切り替える必要があり、そのためにも違う領域でハードな挑戦をしている人と、互いに議論する場は貴重。
ちょうど2週間ほどで、Global Governace Futures Fellowshipというボッシュ財団のフェローシップのカンファレンス(オンライン)があり、そのために気候変動とガバナンス、シナリオ思考周りの課題図書を読み込んでいる。
知り合いの事業について学ぶのも大切なら、世界の大局を高所から論じたアカデミアの領域も同じく大切。
大学時代ならすらっと読みこなせたはずの文章も、どうしても実務家的なツッコミを入れたくなってしまう。
アカデミアと実務は両輪になるべきものなので、頭の筋肉が衰えないようにしたい(すでにアカデミックな専門職の他フェローとの会話、長時間だと脳の体力が持たなくなってきている汗)。