209-210週目:
209週目:
Komazaで仕事を始めて、一番忙しかった一週間。
長時間デスクに向かうという意味ではなく、3か月から3年間程度かけて仕込んでいた案件が軒並みブレークスルーを迎えて、各チームから飛び込むニュースに喜びながらも、どうやってすべてをOn-trackで進めるか頭を抱えた。
スタートアップはスピードが命とはいえ、アフリカという意味でも、人を巻き込む仕事という意味でも、粘り強い交渉や挑戦、先行投資は避けては通れない。
うまくいくまでやめないことが、大切なのだと改めて実感した。
あと、親しい友人のキャリア相談で話した内容を30分くらいでまとめたブログにかなり反響があった。
僕自身が悩んで、後悔している内容を書き直しただけなのだけれど、同じように悩んでいる人の参考になったのであれば嬉しい。
210週目:
先週に引き続き、忙しい。アウトプットのレビューから、重めのコミュニケーション、複数並走案件の再構成など、やることは山積みだ。
今すぐに書けることはあまりないのだが、前週と同様ブレークスルーがあり、年内までにまとめるべき仕事の方向性が定まった。
同時に、週前半はAcumen Fellowのプログラムの最終回があり、Acumen創業者のJacquelineのファシリテーションで哲学的な問いと現場のカオスを行ったり来たりしながら、社会変革に携わる者として何を目指すのか?何をGive upするのか?ジレンマにどう対応するのか?など、芯を喰った議論をする(猛烈に疲れる...)。
ここからが、年末に向けたラストスパートであり、ここからの6週間は死ぬほど忙しくなる。
体力的に夏からぶっ通しでやってきた疲れが出ていたので、今週末は休息をとる。
Karura Forestsで森林浴しながら尊敬する起業家とスタートアップの話をしたり、友人とゆっくりランチをとったり、ジムで体を動かしたり、Acumen Fellowshipの振り返りをしたり、意図的に仕事と離れた。
いくつか体力と精神力の限界シグナルが点灯していて、完全に切れる前に補充しないと肝心な時に粘れなくなるので、仕事のToDo通知をオフにして強制的に休むことにした。
体調も回復したので、明日からはアクセル全開でやっていく所存。
そういえば、キャリアのアドバイスを求められて答えたフレームワークを、そのままオウム返し的に自分のプライベートな相談に当てはめられて、いくつか発見があった。
自分は仕事への興味があらゆる他の関心に勝ってしまう欠陥人間なので、こうでもしないと何もしないままになるのだろう。
Acumenのセッションで、Sacrificeというテーマでプライベートの議論になったこともあり、今更ながら考えさせられている。
ビジネスの上で、他者の不作為と思考の浅さにクリティカルでありながら、自分自身のこととなると全く鈍感になってしまうのはどうなのだろうか。
職業人としての未来は見えつつあるが、人生の未来はぼやけている。
友人を見習って楽天主義の積極策でいきたいところ。