気候変動スタートアップ日記

ケニアのスタートアップで企業参謀をしていましたが、気候変動スタートアップを創業するためスタンフォードにいます。米ブラウン大→三菱商事→ケニア。

3つの宿題

My title

 今日、チームのミーティングがあって、SFSが新部門として答えなければならない質問が3つ、宿題として提示された。

①市場や資本の持つ力は、どうすれば社会や人々の役に立つのか?

②市場や資本の潜在能力を最大化するための経済の仕組み(アーキテクチャー)は何か?

③その仕組みには、どのような自己修正機能が盛り込まれるべきか?

 

言っていることはわかるのだけど、まだ手がつかない。

文献を読めばわかるものでも、この業界を知ればわかるわけでもない、ある意味シンプルであるが故に、難しい問いだ。

大学在学中に3つのビジネスを立ち上げ、コロンビアで哲学の博士号を趣味でとってしまった上司らしい、ものすごい直球をぶつけられた気がする。

 

当面は、ミクロ的に具体的な事例をカテゴリ分けして傾向を分析して感覚を磨きながら、時には一歩引いて「どうあるべきか」のマクロ的な視点を付け加えていくという作業になりそうだ。

とにかく知識とインスピレーションが必要になるので、この週末はほとんど外出せずに、文献に埋もれる予定です。