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Zeitgeist

留学した後の話。

人生の迷い方

日本に帰って、会社に入って1年が経った。

最初から仕事を任せてくれる上司に恵まれ、日本有数のコンサバな組織にいながら、Outlierの自分を排除することなく受け入れてもらえたことは本当に幸運だったとしか思えない。

コンサルや投資銀行とは比べ物にならないかもしれないけれど、文化的なギャップが大きかっただけに、総合的に見てかなり「激務」だった。

目の前の仕事にも慣れてきた一方、金融・アセットメネジメントの世界における自分の未熟さやちっぽけさも、徐々に実感を伴ってわかってきた気がする。

知らねばならないことはあまりに多く、また追求できる可能性もあまりに多い。

そのことが、今の自分を何よりもダメにしていると思う。

 

去年の今頃、あるいは悩んだ末に就職先を決めたときの自分がファーストキャリアに求めていたのは、自分のテーマを見つけること。

そのために、自分の課題意識である日本のど真ん中を実際に中から体験することだった。

純粋に「体験」という意味において、この目標は達成されたと言える。

日本企業の中で働く行為、金融事業に関わること、事業開発に関わること、ソーシャルファイナンスに関わること、途上国に関わること、全てをこの1年で体験できたことはラッキーだった。

でも、それは単なる受け身の「体験」に過ぎない。

そこに僕のユニークな価値はないし、今自分が死んだとしてもその後には何も残らない。

あくまでもインスピレーションとしての体験なのだから、そこから何がしかのアウトプットを出さなければ、全くの無価値。

危機感に煽られてまた学校に戻ろうというのも全く無意味。

いつまでも、自分の「選択肢」を温存したいという逃げの姿勢から抜け出さない限り、ただの空虚な経歴エリートでしかない。

 

一体自分は何をやりたいのか?何に憤り、何に燃え、何を変えたいのか?

もういい加減、中途半端な生き方はやめねばならない。