Zeitgeist

ケニアのスタートアップで企業参謀。留学した後の話。

Komaza 19週目:

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フラフラになりながら乗り越えた先週に続き、今週はナイロビ出張。
JICAが主催するABEイニシアチブ修了生の発表会や、投資家との面談、以前から興味を持っていたAmoebaXの河野さんのオフィス訪問など、目白押しの日程となった。
 
ケニアの田舎町で仕事するメリットは、付き合いのつまらない飲み会や、余計なイベントを無視して事業だけに専念できることだけれど、同じビジネスモデルのことばかり考えているとどうしても思考が滞ってしまう。
自分が尊敬できる事業家や投資家にアイデアをぶつけて議論したり、他社の面白い事業を分析したりする機会は、大都市の方がはるかに多いように感じる。
 
事業計画書の作成を任されて、ベンチャーかつ林業という、例えようもないビジネスモデルに頭を抱えていたのが、いろいろな人と話す中で霧が晴れたように見通しが良くなった。
 
余談だけれど、自分は再生エネルギーのようなインカム型アセットやEBITDA重視のバイアウト型の投資に慣れているせいか、直近のキャッシュフローを見てしまう癖が強いと、メンターのVCの方からフィードバックを受けた。
事業の安定性やサステナビリティも重要だけれど、ベンチャーとして世界の未来にインパクトのあるビジョンを打ち出して、キャッシュフロー以上の価値を評価してもらえるように考えねばならないと改めて実感した。
 
ファイナンスは、夢やビジョンを売る職業である一方、オペレーションの裏付けや実現にこじつけるまでの実務まで担保できることは少ない。
自分が売るストーリーが徒夢にならないようにしたいという誠実な願いがなければ、プロフェッショナルとしてのインテグリティを欠いているのだと僕は思う。
高すぎる理想ではデリバリーできないのではという恐怖と、より多くの資金をより高いバリュエーションで調達することが、事業成長につながるということのトレードオフをひりひりと感じながら、仕事をしていきたい。
 

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