Zeitgeist

ケニアのスタートアップで企業参謀。留学した後の話。

Komaza 42週目:

投資家向けのメモ作成と森林ファンドのDDが両方同時に大詰めを迎えており、なかなかストレッチされている。
Komazaは、林業や森林保護、社会的インパクト、新興国ベンチャーなど様々な分野の投資家から注目されるため、ほかのNGOやベンチャーと比べて、ファンドレイズで興味を持ってもらえるアングルが多いのが強み。
一方で、それぞれの分野の投資家はお互いに全く異なるものの見方や業界観を持っているので、どこにもスッキリはまらないKomazaはDDで山のように質問が寄せられる。
Twitterでみるベンチャー投資の世界では、起業家に投資したり、Revenue Multipleでバリュエーションが決まったり、ユーザー数の伸びを強調したり、とわかりやすい比較感覚が業界で確立されている一方、Komazaの接する投資家はどちらかというとインフラ投資やバイアウト投資、開発銀行のようなイメージで、厳密なデータ検証や20年単位の経営計画を求められることだってある。
 
ビジネスとしての事業戦略・成長戦略は何か?というわかりやすい内容から、木は盗まれるのか?、地質・水質への影響はないのか?、社会的・環境的インパクトとリスク管理は?、育成木材種の成長予測と特質は?といったマニアックなものまで、長すぎず短すぎず、社内にあるあらゆるデータ(文書になっていない、属人的なノウハウ含む)を駆使して、約20近いリサーチを1ヶ月ほどでまとめていく。
 
入社してから最初の半年はチームもなく一人で走り回っていたのが、今ではチームのメンバーで作業を分担しながら、徐々にドラフトよりも編集の方に時間を書けられるようになってきた。
数ヶ月前まで全く知識がなかった分野も、各部門のデータベース全てにアクセスし、主要な書類やトレーニング資料をほぼ全て通読した甲斐もあって、部門長レベルと彼らのオペレーション内容について粒度の細かい話もできるようになったのも嬉しい。
ファイナンスを通じた事業そのものへの貢献をするのが中長期の目標なので、雑多なことも少なくないけれど、今は今は目の前のリサーチを千本ノックのように黙々とこなしている。
チーム全体もこうしたプロジェクトを通じて、オペレーションや現場の知識を蓄積すれば、チームとして機能を発揮できるようになる日も遠くないはず。
そこに向けて、歯を食いしばりたい。
 

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モンバサの近くのモールに二週連続できている。美味しいコーヒーと良質な糖分(神々しく太陽を浴びるクリームブリュレ)があれば、終わらない仕事もなんとかなる(はず)。