186週目:ドバイ
先週の土曜日から1週間あまりドバイに滞在していた。
砂漠のど真ん中にオイルマネーで作り上げられたドバイで、気候変動について議論して、脱炭素が進んだ未来に中東はどう立ち振る舞うか議論するなどした。
— 熊平智伸@アフリカxインパクト投資 (@tombear1991) 2021年4月23日
コロナで忘れていたけれど、非日常の場所で非日常のメンバーで議論すると世界観が広がる。 pic.twitter.com/w6uChV7iSR
砂漠に都市を建てるという壮大な計画。
— 熊平智伸@アフリカxインパクト投資 (@tombear1991) 2021年4月24日
街づくりに強い意志を感じるし、資本の力を見せつけられた。 pic.twitter.com/1xx5FsnzR0
一番印象に残ったのが、中心街を散歩した時のこと。
数百メートル先の施設に移動するのにタクシーを使うのは気が引けたので、猛暑期でもないと歩いてみることにした。
これが、大失敗。
歩き出しこそ快調だったが、ひとたび日陰を出るとひどく暑い。しかも、日本のように蒸し暑くないので、汗をかいている実感なく水分を奪われていく不思議な感覚。
ビルとビルの間も、日本やアメリカよりもさらに広いので、すぐそこに見えた施設がやたらと遠い。
途中で後悔しても時すでに遅し。タクシーは主要道路上では停車できないので、歩いて戻るか、歩いて目的地までたどり着くかの2択。
そして極めつけは、歩行者を前提としない街づくり。ビルとビルの連絡通路はないし、そもそも地上階の入り口が少ないかわかりにくい場所にある。
車線数の多い道路を超えるのも一苦労、ビルに入るにももう一苦労。
スタバに駆け込んでアイスラテを飲まなかったら干物になるところだった。
笑い話はさておき、新興開発地区のお金のかかった感じと旧市街の対比など、足で踏んで肌で感じて考える経験が貴重だった。