Komaza 44週目:Watamuで寿司・家族留学してきた
今週末は、ナイロビの日本人プロフェッショナルの方々からのお誘いで、マリンディの近くにある沿岸部の街Watamuに行ってきた。
プール付き・ビーチ沿いの大きな家を丸々借り切って、子ども連れ2家族と3人で週末を過ごす。
長めの雨季でにわか雨がよく降っていたのが嘘のように、カラッと晴れ通したのはラッキーだった。
ハイライトは、マグロ・クエ・伊勢海老を仕入れての寿司作り講座。
この日のために日本から持ってきた出刃包丁と柳刃包丁を手に、震えながら捌き方の指導を受ける。
生まれて初めてさばいた魚がマグロというのも贅沢だけど、価格は日本の数十ー百分の1だと思うので許してください。
日本の皆様には怒られると思うけど、高級魚の定番のマグロとクエと伊勢海老をキロ単位で仕入れて、もう当分見たくないと思うくらい食べた。
ナイロビから来られた方々は、炊飯器、白米、お酢、わさび、醤油とフルセットと物量豊富。
一通りの秘術は伝授されたので、あとは練習あるのみ。
とりあえず簡単で美味しい伊勢海老と練習にいいとすすめられたアジで経験を積みたい。
もう一つのハイライトが、「家族留学」。
家族留学という言葉はManmaという団体が始めた活動で、一回りくらい上の世代で子育てをしている家庭にホームステイすること。
今回30代で0歳-4歳のお子さんのいる方々と2日間過ごしたのは、自分にとって全く異次元の体験だった。
大学生の時に家庭教師をしたりしていたので、小学生くらいなら相手をした経験もあったのだけれど、知らない間に、自分の「子育て」のイメージが小学生になっていたのに気づかされる。
自分は、想像を絶する可愛さにキュン死しつつ、全く予想できない感情と行動の波にひたすら翻弄されるばかり。
あの手この手の連続攻撃を巧みにあやしたりかわしたりしながら育児されているお父さん・お母さんには本当に頭が下がる。
こんなことブログで書くことになるとは思いもよらなかったけれど、仕事ばかりしている自分からすると、完全な異世界体験だった。
ケニアと東京の生活の変化よりも衝撃的。
20代はとにかく仕事にオールインと決めているにしても、30代以降のいわゆるプライベートライフはついつい考えてしまう。
今週も頑張ります。