Last Class at Brown
最後のクラスが終わった。
この一年続けてきたCSのクラスで、プロジェクトの発表会。
正直なところ、なんの感慨もない。ただ終わったという実感だけ。
卒業式も親がはるばるやってきて家族で祝うということを除けば、別にアメリカに残っている理由さえあまり感じない。
ここから卒業式までの一ヶ月弱は、完全に自由な時間になる。
インターンも、プロジェクトも、課題も何もない、次の心配をすることのない時間だ。
この23週間は、卒論からなんとか離れようとしながらも、なかなか思うように力が抜けなくなっていた。
先週のプレゼンの直前などは、結局執筆中と同じくらいの緊張感で、せっかく友達が会場で撮ってくれた写真もやつれていて痛々しい。
そしてひとたび卒論に関するすべてのイベントが終わってしまえば、突如として何をすればいいのかわからなくなり、途方にくれる。
まずはリハビリから、よく運動をして、久方ぶりの友人との食事を楽しみ、旅行を計画する。それでいい。
少しずつ、次へと準備を進めていきたい。