気候変動スタートアップ日記

ケニアのスタートアップで企業参謀をしていましたが、気候変動スタートアップを創業するためスタンフォードにいます。米ブラウン大→三菱商事→ケニア。

Komaza 120週目:パロアルト出張2週目

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先週に引き続き、パロアルト。

来週のヨーロッパ出張との間に一度ケニアに戻る必要があったのだけれど、その予定がキャンセルされることになり、2度目の週末を迎えている。

当地は月曜日がキング牧師誕生日という祝日で、スタンフォードまわりの人たちも旅行に行ってしまっているらしく、黙々と仕事をしている。

 

今週はおとなしく仕事をしていたのだけれど、せっかくパロアルトに来ているので、近しい友人や会社で前にインターンしてくれているスタンフォード関係者に会いに行った。

 

HLABの小林亮介さんとは、留学時代のプロジェクトで何度も接点はあったものの、じっくり話し込んだのは今回が初めてで、アメリカでのキャリアや日本のソーシャルセクターの難しさなどつっこんで議論させて頂いた。

海外大だけでも数がほとんどいないなかで、ソーシャルセクターや教育、まして海外での仕事となると一気にベンチマークが減るなかで、こういう議論の機会は貴重。

せっかくなので、他にも何人かビジネススクール生と話したところ、卒業生のベイエリア残留率が高く海外志向はそこまでないとか、自由度が高い分入学前に自分のテーマを決めておかないと絞れないとか、リクルーティングが1年目の第一学期後半から始まってしまうので意外と余裕ないとか、興味深かった。

 

Komazaの古くからの投資家で、One Acre FundやRunaなどSocial Enterpriseのケースの著者としても知られているMulago財団のLaura Hattendorf教授ともたまたま会うことができた。

年末にケニアのフィールドであったばかりだったんだけれど、Social Venture Managementみたいなコンテクストで話をすることは実は初めてで、とても勉強になった。

 

そういえば、大学生の時に課外活動で運営していたプログラムの参加者(当時高校生)が、外務省からの派遣で国際関係学修士に来ていて、「聞き覚えのある声がすると思ったら!」と声を掛けられるというびっくりイベントもあった。

周囲曰く、笑い声でだいたい人物が特定可能なそうなので、世界のどこに行っても悪いことはできません(自戒)

 

余談だけれど、カリフォルニアの物価、高すぎるのがなかなかつらい。。。

ケニアや日本が安いのは分かるものの、ちょっとした食事で毎度20ドル取られて、コーヒー一杯5ドルとか、長期滞在するとお金が蒸発していってしまう。

移動もUberが一日数十ドル程度と見積もると、大体一日の生活費は100ドル弱くらいか。

キッチン付きのAirbnbに泊まって費用を浮かせているけれど、たまたま宿泊先の切り替えのタイミングでホテルに一泊したらものすごくよく眠れたので、数十ドルくらいならケチらずホテルでもいいかなと思い始めている。

スタートアップでキャッシュ・マネジメントしていると、一ドルでも浮かしたくなってしまうけれど、仕事の質を落としてしまっては本末転倒なので、毎度難しいところ。