Zeitgeist

ケニアのスタートアップで企業参謀。留学した後の話。

Komaza 48週目:

My title
今週はナイロビ出張。
ドナー支援の一環として、某戦略コンサルのチームと、会社の海外進出戦略についてブレストする。
社内で現場と経営の両面で議論をしていると、いつの間にか堂々巡りになってしまうこともあり、外の世界から客観的なフィードバックをもらえるのは非常にありがたい。
 
特に、開発やドナーの世界でありがちな、個人のこだわりやファンドの投資テーマの押し付け、特定の結論への誘導といったトラブルもなくプロジェクトを進められているのは、アフリカのソーシャルエンタープライズとしては珍しいことなのではないだろうか。
経営の優先順位づけの誤りが会社の危機に直結するベンチャーの世界で、ドナーの要求に負けて経営を誤ってしまう(例:事業モデルを見定めるために試行錯誤しないといけない時期に、特定のプランに沿ったプロジェクト実行を求められる)というのはスタートして間もないソーシャルエンタープライズにありがちな話。
そういうリスクを避け、ドナーと良い意味で信頼関係を作るためにも、プロジェクトのスコーピング段階で侃侃諤諤の議論を厭わずやりきる必要がある。
Corporate FinanceにGrant Fundingは一般的には含まれないが、一般的な資金調達が難しい新興国にあっては、機動的・戦略的にグラントやドナーを活用することも、ファイナンスの重要な機能だと思う。