Zeitgeist

ケニアのスタートアップで企業参謀。留学した後の話。

Komaza 29週目:ケニア人エリート金融マンが入社

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今週のハイライトは何と言っても、コーポレートファイナンス・チームに新しいメンバーが入ってきてくれたこと。
ナイロビの大手金融機関からケープタウンに留学していた、バリバリのケニア人プロフェッショナルで、インパクト投資の世界に興味を持って、入社してくれた。
これまで、マネージャーのポジションこそあったものの、チームは僕一人だったので実質的に個人事務所のように仕事をしていたのが、今週入社した彼と6月に来る予定のもう一人が揃うことで、ようやく形としてのコーポレートファイナンス・チームが生まれることになる。
 
スタートアップとはいえ、組織としてはNGOとして設立された2006年から続き、一昨年のシリーズA以降は約400人の従業員を抱えるそれなりの規模に成長してきた(=バーンレートそれなりに高く、ファンドレイズが重要)。
林業という長期間お金を貼り付けないといけないビジネスを支えるために、世界中のインパクト投資家やドナー、開発銀行、気候変動関係の投資家など様々な金融プレーヤーから、事業のニーズに即した資金調達を行う必要は今まで以上に高まっている。
こうした背景で、入社当初のCEO補佐的な立場から全社のファイナンス戦略(ファンドレイズや投資家とのコミュニケーション、投資戦略)を考える部署として、コーポレートファイナンス・チームの構想を立てたのが2月のこと、そこから一気に採用プロセスの設計、面接・選考を経て、ここまでこぎつけた。
 
去年の10月に入社してから、仕事をすればするほど成果が上がって、結果仕事が増えるという好循環(?)に苦しみながら個人芸と体力で乗り切っていたのを、これからはチーム体制を前提に脱属人化していくというフェーズになってくる。
 
この方向性に決めた理由は大きく3つ。
一つは、ケニアの辺境の地でいつまでも個人商店をやっているわけにもいかないし、組織としての成長がベンチャーの重要な成功要素でもあるので、新しい経営機能を会社に残せるように制度・人材両面を強化することが第二四半期の目標になるということ。
二つ目は、ガンバリズムだけで成長し続けるのは新卒数年くらいでそこから先は意識的に仕事以外に時間を確保して勉強しないとあっという間に「それなりに優秀な30代」になってしまうこと。
三つ目は、本当にチャレンジングな仕事で成果を挙げるために、日常業務や比較的定式化されやすい業務をチームでこなして余剰時間を確保する必要があること。
 
フルタイムの部下を持ってチームを指揮するのはこれが初めてなので、ファイナンスだけでなくチームの勉強も続けつつ、面白いプロジェクトからめんどくさい作業までバリバリ片付けていきたい。
 
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