Zeitgeist

ケニアのスタートアップで企業参謀。留学した後の話。

Komaza 27週目:新チーム結成

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今月で入社半年になるタイミングで、ついに自分のチームを作ることになった。
最初はシニア・フェローというお試し的な入社で、もともとの契約期間の半分以下でマネージャーになって3ヶ月、積み上げてきた実績を評価してもらえたのも嬉しいけれど、なによりこれまで孤軍奮闘していた仕事にチームで取り組めるのは本当に楽しみだ。
採用には約1ヶ月半を費やして、基本的にはオンライン上で募集をかけ、そこからCVスクリーニング、一次面接(短時間)、テクニカル・アサインメント(ワード、エクセル、パワポの課題)、二次面接(テクニカルゴリゴリ)、最終面接の順番で150人近い候補者から二人を採用した。
間違いなく幸運だったのは、この2人とも、担当することになる領域の実力で僕が負けていると感じるような人材であること。
一人は僕の尊敬する元仕事仲間だし、もう一人は僕よりも10年以上経験のある熟練バンカーだ。
 
正直に言うと、自分に果たしてマネージできるのか、Overqualified(実力過多)で言うことを聞いてもらえなかったり、辞めてしまったりするのではないかという不安はないわけではない。というか、めっちゃ怖い。
ただ、大きな目で僕自身の役割を再定義してみた時に、「今の組織が求める人を集め、彼らが大活躍する環境を用意することで、会社の成長に寄与する」という以外の目標はまちがっているように思えたので、思い切って高嶺の花だけを掴みにいった。
特に、まだぎりぎり若手の部類で、経験がものを言うファイナンスの世界で、本当に優秀な候補者と僕が全面的に能力値で対決するのは、正直言って難しい(+投資対効果が低い=自習で追い抜くより、一緒に勉強した方が効率高い)。
 
一方、ファイナンスのチーム作りを課題解決として考えてみれば、必要なピースを集めて、それをうまく組み合わせる力こそがマネジメントであり、その組み合わせを実現するためのビジョンさえ描ければ、個別のピースと同じ能力を持つ必要は微塵もないはずだ(これは、プロフェッショナル的というより起業家的な考え方かもしれない。金融機関などでは、仕事の大半が社内システムの想定の範囲内なので、経験と知識の差が階級の差に直結する。一方、次々新しい施策を部門横断的に打ち出さないといけないスタートアップ経営のような場合、事業の全方面に精通しても、起業家としての成功はおぼつかないし、むしろ本人の能力・想像力の限界がチームの限界になってしまう)。
 
この考え方に至ったのは、この1ヶ月くらいかけて読んでいる「三国志」に触発されたからかもしれない。
才能を自由に活かせる場を優れた人に渡せるか否かという勝負が、この判断の成否を分けるのだろう。
 
僕自身、プロジェクトや企画立案、立ち上げは散々やってきたものの、フルタイムでゴリゴリの仕事をするためのチームを持つのはこれが初めて。
おっかなびっくりなところもあるが、いびつな発想に陥らずに、自然な流れを作っていければと思う。
仕事の量でのストレッチに、仕事の質でのストレッチも加わってくることになるので、折れないための体づくりもしていきたい。
新しい仕事のフェーズ、辛いことも大変なことも、問題解決として楽しんでいくことにする。
 

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