気候変動スタートアップ日記

ケニアのスタートアップで企業参謀をしていましたが、気候変動スタートアップを創業するためスタンフォードにいます。米ブラウン大→三菱商事→ケニア。

仕事と学習の両立

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今日も無事CEOとのミーティングを終え、成果物を仕上げ、プロジェクトの形をはっきりさせることができた。
何も仕事がないところから、ひたすらプロアクティブに問題提起し、仕事を作り、実行に向けた準備をする。
ようやく全体像の一片がつかめるようになってきた気がする。あとはハードに知識を詰め込み整理していく作業。
 
自分でもびっくりしているのが、この3週間、7時半出社5時半退社という非常にホワイトな仕事をしているということ。
前は鼻息荒く、ひたすら経験を積みたくて色々な仕事に手を出し、あっぷあっぷしながら日々過ごしていたのとは大違い。
働いている国の文化もそうだし、まだ仕事が本格化していないとか、十分タスクをとっていないとか、そういうことも考えるのだけれど、当分はこのペースで仕事を続けてみようと思う。
今までのように、目の前に立ちはだかるものを全て斬り捨てていくような仕事法ではできない仕事に手をつけている実感がある。
「やりまくること」よりも「考え抜くこと」の方が、今の会社にとっては価値がある。
本当に考え抜いた問題提起、プロジェクト設計、そして無理のない実施策。人の過労や能力に依存しない仕事の進め方。
性質の違う考え方をしなければ、先進国のトップファーム以外では仕事ができなくなってしまう。そうしたことも含め、サステナブルな仕事のあり方を考えたい。
とはいえ、自分のアウトプットは、手の切れるようなものを淡々と作り続けよう。
 
同時に、自分のための勉強には一層力を入れようと思う。スタートアップでは常に正しい判断をし、アイデアを多量に出し、色々な試行錯誤をする必要がある。
今は何もかも真新しいけれど、所詮は小さな会社。遠からずして、成長の壁、想像力の壁にぶつかるのは目に見えている。
だからこそ、改めて経営管理・金融の原典にあたるべし。かつて読んだ本であっても、今と昔では違う学びがあるはず。
そして、言語。スワヒリ語は年初にはペラペラになっている必要がある。経営企画の小さな世界で閉じこもらないためにもこれは大切。
真剣勝負での勉強を続けるためにも、仕事とプライベートの割り振りは大切になってくる。

 

 

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