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Zeitgeist

留学した後の話。

リラックスする時に眺めて楽しむ本

書評・読書メモ

この前、「リラックスする時は何をしているのか?」と友人から聞かれたので、リラックスする時に読む本を紹介したい。

普段はビジネスや金融、ソーシャルイノベーション分野のコテコテの本やコンサルのレポートが多いので、その合間にビールでも飲みながら寝るまでに眺める本の幾つかをあげてみる。

 

いきなり!な感じがするかもしれないが、腕時計の名機30機についてその開発から現在に至るまでの経緯や進化を丹念に記した一冊。写真を見てるだけでも綺麗な時計があり、余裕があれば本文も見ると技術とビジネス(特にストーリーを伴ったマーケティング)両面から楽しめる。ちなみに、時計業界はスウォッチグループを中心に大手ブランドホルダーによる業界再編が急速に進んでおり、PEの視点からも非常に興味深い(そんなうがった見方で楽しむ人は少なかろうが)。

アイコニックピースの肖像 名機30 (東京カレンダーMOOKS)

アイコニックピースの肖像 名機30 (東京カレンダーMOOKS)

 

 

こちらはもう少しビジュアル系。シャネルやアルマーニなど、誰もが知るファッション界の重鎮たちの邸宅を写真にしたもの。とにかく世界観が圧倒的(生活感はゼロ)。

モードデザイナーの家

モードデザイナーの家

 

 

 日本随一の写真家土門拳の力作。「被写体にしたい」と思った人物をかたっぱしから障子に墨書して、ひとりひとり何年もかけて撮ったポートレート集。川端康成、三島由紀夫といった文豪から、尾崎行雄といった政治家、棟方志功のような画家に至るまで、魅力的で凄みのある昭和の傑人集でもある。画面からみなぎるエネルギーによく元気をもらう。

土門拳 風貌

土門拳 風貌

 

 

 同じシリーズの現代版。こちらはシリコンバレー版「風貌」。ジョブスとその周りの開発者の激動の日常をスナップしている。今の洗練されきった企業像とは違った、ベンチャー感みなぎるネクストの開発シーンなどが見どころ。

無敵の天才たち スティーブ・ジョブズが駆け抜けたシリコンバレーの歴史的瞬間

無敵の天才たち スティーブ・ジョブズが駆け抜けたシリコンバレーの歴史的瞬間

 

 

 新聞やテレビなどで誰もが一度は見たことのある有名な写真がどのように取られ、その前後に取られたカットの中からどうやって選ばれたのかを調べた一冊。写真集としても面白いが、その背景やシーンを切り取るための写真家の工夫などのエピソードも楽しめる一冊。

写真家のコンタクト探検―一枚の名作はどう選ばれたか

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