ケニアスタートアップ日記

ケニアのスタートアップで企業参謀。米ブラウン大→三菱商事→ケニア。

Komaza 120週目:パロアルト出張2週目

先週に引き続き、パロアルト。 来週のヨーロッパ出張との間に一度ケニアに戻る必要があったのだけれど、その予定がキャンセルされることになり、2度目の週末を迎えている。 当地は月曜日がキング牧師誕生日という祝日で、スタンフォードまわりの人たちも旅行…

Komaza 119週目:パロアルト出張

新年度の実働1週目。 欧米出張が入る予定で日本で待機していたところ、いきなり2日後に面談が決まり、その日のフライトに飛び乗って、カリフォルニアに来ている。 まだ対面する投資家が戻ってきていないようなので、まだクレージーではないけれど、年初の1週…

新興国でリープフロッグを実現させるものは何か?

正月休みに「新興国でリープフロッグを実現させるものは何か?」という議論をしていて、初歩的ながら実は考えたことなかったと思うので、書いてみたい。 日本やアメリカから「社会起業」やら「ソーシャル・イノベーション」やら「スタートアップ」のお勉強を…

Komaza 118週目:2020年仕事始め

今週はまだオフィスも投資家もオープンしていないので、落ち着いて仕事始めをする。 去年の積み残しや途中で終わってしまった会話をまとめて、淡々とメールを送っていく。 嵐の前の静けさという感じで、ここぞとばかりに抽象的な大仕掛けを考えることに注力…

屈原「漁夫の辞」

中国最古の選集である文選に採録されたこの短編は、楚の王族であった屈原が讒言により追放された実話に題をとっている。 初めてこの作品に触れた高校生の時は、さらっと読み流してしまったのだけど、正月休みにふとこの作品を目にして以来、頭から離れない。…

2020年は「実行の年(続)」

1年前の振り返りで2019年は「実行の年」だと定義して、社内で積み上げた実績をテコに思い切った仕事を積み上げることを目標に掲げた。 新興国のベンチャーという有象無象の世界に飛び込むということは、本当にチャレンジングなタイミングでいかに創業者のビ…

「アルキメデスの大戦」について

「アルキメデスの大戦」という映画を日本に帰る機内で見た。 第二次世界大戦の端緒が開かれる10年近く前の、戦艦建造をめぐる陰謀との戦い、そしてなお戦争へ向かっていく日本に、このフィクションの主人公である天才数学者が挑む、という内容。 巨艦巨砲主…

Komaza 115-116週目:仕事納め

115週:ケニア仕事納め クリスマスを前にして、ケニアのオペレーションはこれでひと段落。 年末のパーティーも盛大に行われる中、年内にクローズしなければならない案件の最終調整をしつつ、年末最終週にきっちり進行中の交渉をまとめられるようにアポを取り…

Komaza 111-114週目:激動の4週間

前回の投稿から、4週間も空いてしまった。 めんどくさかったわけではなく、余裕がありませんでした、毎週読んでもらっていた方すみません。 4週間前に、「これはヤバい!」という状況から無事年末年始の心配をしなくていいところまで、一気呵成に仕上げるプ…

Komaza 109・110週目:

黙々と作業して、大きなヤマを二三超えたら、気づいたらあっという間に2週間が経ってしまった。 先週は留学時代からの友人で三菱商事の後輩がわざわざキリフィまでやってきてくれた。 昔から開発に興味がある彼は大学院に進んでいて、これからが楽しみになる…

Komaza 108週目

仕事が佳境なのでなかなか話をすることができないのがもどかしい。この一年半仕込んできた仕事がようやく形になろうとしている。あとちょっとのところで最大限の力を発揮できるか、試されている、そんなゾクゾクするタイミングだ。 この数週間、仕事だけでな…

ボスキャリで勝つ戦略

たまたまTwitterのタイムラインを見て投稿したら思いのほか「いいね」を頂いたので、ちゃんとブログにしてみた。 ボスキャリ、来週なのか。良くも悪くもモーメンタムがすべてといってもいい一大就活イベントだと思うので、就活生(特に海外組!)の皆様ガン…

Komaza 106・107週目:新興国スタートアップの評価軸

先週・今週とあまり本業で話せる内容がないので、新興国スタートアップを評価するうえで、考えるべき論点について述べてみたい。 一般的なビジネスDDについては専門書がたくさん出ているので、そういう本に書いてあるBox Tickingな要素をいったん忘れて、ケ…

Komaza 105週目:動いてもらうためのコミュニケーション術

総合商社にいた時も、今の会社でも、社内外との調整が多い役回りをしている。 毎日のようにお願いごとをしないといけない環境にいて、コミュニケーションの温度感を見ながら、想像力を駆使してやりとりする中で、うまくいくときのコツのようなものも見えてき…

Komaza 104週目:ケニア3年目に突入

丸の内の高層ビルでの仕事を離れて、ケニアのド田舎で仕事を始めて今週で丸2年がたった。 ポジションがないフェローからCEOに自分のピッチをするところから始めて、チームを作り、東アフリカのスタートアップとしては珍しい投資銀行やPE出身者で固めたチーム…

Komaza 103週目:KEFRIとJICAとのパートナーシップ締結

ケニア国立森林研究所(KEFRI)と小規模農家向けの林業を推進するためのパートナーシップを締結しました。 これと並行して、KEFRIを技術的に支援しているJICAとも三者でパートナーシップを結びました。 Komazaが世界最大の商業植林者になっているMelia Volke…

ハンズオンへのアプローチ

新興国に限らず、なんだかプロジェクトがうまくいっていない場合に、自分で泥をかぶって手を動かして解決する場面はよくある。 状況を判断し、短い時間でどこにどう介入するかを理解する必要がある。 もちろん、理想的にはその状況をよく理解している人に話…

Komaza 102週目:

今週は月曜日からフルスイングで、進行中のリサーチプロジェクトを進める。 社内のリソース配分が見直され、自分のチームに投下されているAnalytical Forceは約3倍になった。 外部のリソース活用も含めると、相応に大きな所帯になってきたので、仕事の仕方や…

Komaza 101週目:バブルを探せ

「バブルはどこにあり、なぜ起こり、いつ崩れるのか?」 三菱商事一年目のとき、定期開催される部会のマーケット定点観測をしていた際に、毎回部長が言っていた問いだった。 当時は、原油と船舶のバブルが激しい局面を迎えていて、 投資先や関係部署、社内外…

Komaza 100週目:TICAD7

記念すべき、第100週目。 正直、2年前にKomaza 1週目の記事を書いたときには、ブログが続くとも、Komazaでずっと仕事をするとも思っていなかったので、なんだか不思議な感覚。 ほぼ2年間、ほぼ毎週投稿する中で、自分を振り返ったり、考えをまとめたり、感情…

Komaza 99週目:

今週は、チームが休暇から戻ってきて一気に回転数が上がった。 夏休みを取っていた投資家サイドも徐々に戻ってきており、会話をPick Upしていく。 永遠に感じるファンドレイズも2019年前半でカオスにも輪郭が見えてきたので、残りの4か月でそれを形にしてい…

いつ起業すべきなのか?

「いかに自分の市場価値を最大化できるか」という問いが、好景気を背景にした転職ブームもあってかあふれている。 いかに自分にユニークな価値をつけて、市場価値のある人材になれるかが強調され、独立しろとか副業しろとか起業しろとか、煽られまくるのが、…

Komaza 98週目:瀧本先生の訃報に接して

瀧本哲史先生の訃報が、あまりにも衝撃的で、まだ調子が戻らない。 留学時代からニュース記事や著作を通じて刺激をもらい、いつかはきっとお会いしたいしできるだろうと期待していた、むしろ会えるように頑張りたいと思える数少ない先達だった。 直接師事し…

Komaza 96・97週目:

96週目 この週は実は一時帰国で日本にいた。というのも、還暦を迎える父のサプライズパーティーのため。 本来ならばこういうことは長男の自分が企画すべきなのだけれども、父の友人が中心になってオーガナイズしたサプライズに便乗させてもらった。 帰国して…

Komaza 95週目:28歳になる

親とSkypeしていた時に、「仕事もうまくいって、成果も上がって、評価もされて、成長の実感もあって、いいじゃないか」と言われた。 素振りばかりしていた前職の痛みは和らいだとはいえ、もはや成長の実感のためには仕事ができないと思うようになってきた。 …

Komaza 93・94週目:ファンドレイズの「推敲」

またしても2週分。 欧州出張のフォローアップ以降、10以上の会話が並行して進んで、文字通り忙殺されている。 並行して、DDのためのリサーチやリーガルの整理、ドナーによる監査などを進めつつ、ナイロビへの短期出張もこなす。 いっぱい書きたいことはある…

Komaza 90・91・92週目:ヨーロッパ投資家面談など

本当に忙しかった。3週間ブログをすっぽかしたのは、Komazaに来て始めてじゃないだろうか。 前職の同期から、生存確認のメールまで来てしまった。大丈夫です。生きてます。 一週間ずつ振り返り。 まず、90週目。 この週は、月末クロージングに向けて進めてい…

Komaza 89週目:

今週は、大詰めになっていた森林モデリングのプロジェクトと事業の財務モデルのアップデートをオフィスにこもってやり続ける。 手を動かす部分の大半は、外部のコンサルや社内チームが実働してくれているので、自分は全体像をStreamlineしていく作業に集中す…

Komaza 88週目:投資家訪問の経営インパクト

このところ、仕事についての振り返りがほとんどかけていないので、どうしようか悩んでいる。 Gojoの慎さんのように、うまく出張などと合わせて、フォーマットを作れるのが理想なのだろうか。 ブログとは別に週次・日次の振り返りをしているので、それをうま…

Komaza 86・87週目:アフリカxインパクト投資業界の課題とアプローチ

ブログで愚痴を書くのは、現実世界と文章の上の二重に疲れるので、基本的にやらないことにしている。 ただ、少なからず”What a misery!”とか”This is a f*cking sh*t show!"とか"Go f**k yourself"とか叫びそうになり(というか叫んでしまっている)ながらや…