Zeitgeist

留学した後の話。

お金の話

今日はお金について。 宿舎からオフィスまでは、約2キロほど。普段は片道50円ほどのバイクタクシーで通勤している。 こっちに住んでしばらくした時に出会ったジョセフという兄ちゃんをいわばお抱え的に雇っていて、早朝オフィスに向かう時はいつも彼のバ…

「一人一業」

我が家には家訓というか、個々人が自由に生きる上での指針となるコア・コンピタンシーみたいなものがある。 直近であれば”Learn or Die”(学ぶか死ぬか)だとか、「信用」だとか、「本質」だとかが、価値観を示す共通言語体系になっているのだけれど、ただひと…

仕事と学習の両立

今日も無事CEOとのミーティングを終え、成果物を仕上げ、プロジェクトの形をはっきりさせることができた。 何も仕事がないところから、ひたすらプロアクティブに問題提起し、仕事を作り、実行に向けた準備をする。 ようやく全体像の一片がつかめるようになっ…

Komaza Fellowship 2週目

第二週の振り返り。引き続き、経営メンバーと各部門長から送付された資料を取りまとめながら、ダウンロード作業に没頭する。 膨大な資料に圧倒されつつも、地道にカタログ付けして整理し、投資家向けのコミュニケーションに備える。 無事になんとか、最初の…

Komaza Fellowship1週目

ケニアでの記念すべき最初の1週間目が終了して。エアコンなし、温水なし、ヤモリいっぱいの生活にも慣れてきたところで、今週の振り返り。 総括 キャッチアップは順調、仕事の方向性もつかめてきたので、きちんと時間内に成果を出していくことに注力する方…

転職のご報告:アフリカに移住します

9月15日をもって、新卒からお世話になっていた丸の内にある総合商社を退職しました。伝説的な上司たちや、志も能力も日本トップクラスのチーム、大学のサークルとしか思えないくらい仲の良い同期たちに囲まれて、恵まれた2年2ヶ月でした。 仕事の方は、…

開発の世界への第一歩(終)

すっかり間が空いてしまったものの、ようやくプロジェクトがほぼ完結したので、その後の経過をご報告。 前回と前々回の投稿も参考まで。 ・木・金:水曜日のコンサルテーションが無事終了したことを受けて、残りの論点を潰しにかかる。追加のレポート読み込…

開発の世界への第一歩(続)

前回の記事の続編。ようやく本番の会議もひと段落ついたので、 振り返り。 金曜日:引き続き、開発銀行・ファンド、政府機関との面談。同国の政策と主要なプログラムについては把握できつつある。行き先機関のプログラムは予習するようにしているが、1−2年が…

開発の世界への第一歩

金融や農業の分野でたまたまご縁をいただき、ある国際機関のプロジェクトにオブザーバーとして参加している。 日曜日の夜の便で現地入り、月曜日から気付けばあっという間に木曜日になってしまった。 ビジネス・金融・先進国NPOぐらいしかリテラシーない自分…

プロボノを引き受ける時に考えるべきこと

先日、Intelligenceが運営する大手転職サイトのDODAが主催する、ソーシャルセクターの転職・プロボノセミナーに参加してきた。 ついつい人助けをしたいという「善意」が先行しがちで、なおかつ本業との兼ね合いから実行が甘くなるリスクを抱えるプロボノを、…

「不安な個人、立ちすくむ国家」

今週ソーシャルセクター界隈の人々の間で、経産省が発表した「不安な個人、立ちすくむ国家」という資料が波紋を呼んだ。 この資料は、産業構造審議会という2001年から続く会議体の配布資料として、公表されたものだ。 1ページ目をめくると飛び込んでくる「…

アショカの成り立ちから自己変革まで

前回の記事に引き続き、Bill Carterの講演会の内容を共有したい。 社会起業としてのアショカがいかに世界の未来を変え、そして同時に自分たちが作り上げた変化の波に自分たちの組織と戦略の適応させてきたか。 アショカが一般的なアドボカシー団体と違ってい…

4つのキャリアパス

人生初のフルマラソンから早くも2週間が経って、ようやくトレーニングを再開している。 いつもお世話になっている整体師さんから、トライアスロンを20年以上前から続けているというベテラン整体師さんを紹介してもらい、リカバリーも兼ねて話を聞いてみたと…

アショカ・フェローの選抜インタビュー

しばらく前の話なのだけれど、社会起業という言葉の歴史を知りたい人には興味を持ってもらえそうなので、アショカの「もう一人のビル("the other Bill")」ことBill Carter氏のイベントに行ったときの話を書きたい。 アショカの創業者のビル・ドレイトンは有…

初マラソン完走

初マラソン完走 数ヶ月前から楽しみにしてきた、佐渡朱鷺マラソン。人生初マラソンに向けて、この2ヶ月間走り込みをして準備してきたのが功を奏して無事に完走。 今回一緒に参加した友人は初マラソンにして4時間を切る好タイムということで、ハッピーな大会…

英語のサポートツール

この一ヶ月ほど本腰を入れて英文を書かないといけないことが多くて、文法や表現のダブルチェックのために Grammarly というアプリをダウンロードしてみた。 冠詞や前置詞など王道の間違いはもちろん、文中でやたらと同じ表現を使っているといった、もう少し…

花見

同じプロジェクトにいる尊敬する先輩から、「もっと遊びなさい!」というフィードバックを続けざまに受けたので、桜を見に散歩に行ってきた。 夜中なのに公園では酒盛りが続いていて、日本はつくづく平和だと思う。 昔、日本の大学からアメリカの大学に編入…

農業分野で活躍する社会起業家:One Acre Fund

仕事で農業に関わる機会があったので、アグテック(農業Xテクノロジー)分野で活躍している事業をひたすら見ていて、面白いソーシャル・アントレプレナーを見つけたので紹介したい。 このTEDのスピーカーのAndrew Younは2006年にOne Acre FundというNPOをケニ…

社会事業がロジックモデルを使う意味

内閣府が主催している社会的インパクト評価イニシアチブの評価者育成プログラムに支援者として参加して、ロジックモデルについて勉強してきたので、感想を簡単にシェアしたい。 ※1:このプログラムの参加者は公募で選ばれた全国のNPO、財団、CSR関係者、企…

映画「沈黙」とあいまい文化の恐ろしさ

遠藤周作が1960年代に書き下ろした原作をマーティン・スコセッシ監督が手がけた映画「沈黙」を観てきたので感想を書き留めたい。 ネタバレもあるので、まだ見てない人はご注意ください。 徳川幕府がようやく安定期を迎える17世紀中盤の日本を舞台に、隠れキ…

働き方の見直し

まだまだ若輩の自分が働き方を語る資格など全くないのだけれど、先月体を壊してから働き方だけでなく生活全般を見直す必要性を痛感しつつあるので、これまでの反省をしてみたいと思う。 ちなみに、今回この投稿をしたのも、「うまくいかない原因は、常に自分…

Time for Reflection

2年ぶりに身体が持たなくなりダウン。 先月は組織改編など会社の中もドタバタしていて、深夜までの飲み会が身体に響いたのか、謎の腹痛で食事ができなくなった。 何回か休むチャンスもあったのだが、MITのクラス履修で睡眠を削っている中、貴重な連休も身内…

アフリカ・ビジネス

仕事でつい最近までアフリカ投資を担当していた関係で、今でも現地で起業されているビジネスパーソンの方と接点があるんだけど、そんな彼らから「ビジネスは戦略ではなくストーリーだ」という話をよく聞く。 日本の高層オフィス街でコンサルや投資銀行、国連…

MITのフィンテック講座: イノベーション分析のフレームワーク

恒例のMITフィンテック講座の復習。 フィンテックをはじめとするイノベーションの評価軸という講座で、面白いフレームワークが出てきたので、自分の勉強の復習も兼ねて、紹介したい。 この"Ten Types of Innovation"フレームワークはInnvoation Consulting会…

MITのフィンテック講座:大企業はイノベーションを吸収できるのか?

フィンテックの授業は基本的にフィンテック業界に興味があるビジネスプロフェッショナルを対象としている。 プログラムでは、フィンテックの基礎知識に加えて、スタートアップや金融機関、ベンチャーキャピタルや研究者などの第一線の人々のインタビューから…

ノーベル賞受賞者の発表について

ノーベル医学・生理学賞を受賞した東京工業大学栄誉教授の大隅良典の会見が話題になっていたようなので、印象的だったコメントを引用してみる。 ちなみに、個人的にはブラウン大学の Michael Kosterlitz教授が物理学賞を受賞しているのが胸アツで、同じく物…

事業開発の考え方

マクロでみれば、業界の規模や海外の事例をみて、それと手が届く領域のマトリクスを考える方法。 ミクロで見れば、いろいろなステークホルダーに聞き取りをして、そこから情報をとって中に入り込むやり方。 社外の情報収集もぬかりなく。 やる事が山積してい…

組合のナゾ

入社から1年過ぎた頃から、仕事で「これぞ日本企業!」的なイベントに遭遇する機会がめっきり減っていたのだけれど、今日は久しぶりに新ネタを発見。 いわゆる「労働組合」なるものの委員に選ばれて、会議中ずっとこの「日本的」と言われる組織の中の組織に…

MITオンライン授業で共同プロジェクトはできるのか?③_反省編

月曜日からずっと書いているMITのフィンテック講座。今日の正午がMITのクラスの課題締め切り。 初のグループワークは絶望的な状況からなんとか巻き返し、チームの底力もあって無事に今朝一番には全員のタスクが完了して、課題を提出できた。 とにかくフルタ…

オンライン授業で共同プロジェクトはできるのか?②

昨日に続き今日も残り12時間ほどに迫った締め切りに向け、見ず知らず、所在国もバックグラウンドも違うメンバーがいきなりプロジェクトをできるのかを考えてみたい。 昨日の記事を投稿した時は、「もうこんなの無理だー!」と正直投げ出しかけていたのだが…